SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

Data Tech 2022

2022年12月8日(木)10:00~15:50

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

情報シス担当者のためのプロジェクトマネージャ入門

ユーザ企業のシステム担当者こそプロジェクトマネジメントを学ぶべし

最終回

PMのスキルを証明する資格としては、PMPが有名ですが、それだけでは十分ではありません。最終回は、情報システム部門のプロジェクトマネージャとプログラムマネージャに、お勧めの資格を紹介します。

プロジェクトマネージャに取ってほしい「情報処理技術者試験プロジェクトマネージャ」

 情報処理技術者試験のプロジェクトマネージャは、「情報システム又は組込みシステムのシステム開発プロジェクトの責任者として、プロジェクト計画を作成し、必要となる要員や資源を確保し、計画した予算、期間、品質の達成について責任をもってプロジェクトを遂行する者」を対象にした国家試験です。

 試験の歴史が古いこともあって知名度が高く、ある業界誌の調査によれば、技術職の社員に取らせたい資格として、PMPを抜いて1位になるほど企業における評価が高くなっています。前回紹介したPMPはPMBOKをベースに理論を押さえているかを問うのに対して、本試験は理論だけではなく小論文により経験を問う内容となっているのが特徴です。小論文のネタを準備することが、自分の経験の棚卸にもつながるため、プロジェクトマネージャに、ぜひ取得いただきたい資格です。

情報処理技術者プロジェクトマネージャ試験の概要

 試験方式はペーパーで行われ、前提知識を問う午前Iと午前II、事例解析の午後I、論文を記述する午後IIの 4つの区分から構成されています。試験内容が盛りだくさんで、一日がかりで受験する必要があります。

 各時間区分の得点が、すべて基準点以上の場合に合格となります。午前I、午前II、午後Iは、60%の正答率で合格ですが、午後IIは、設問で要求した項目の充足度、論述の具体性、内容の妥当性、論理の一貫性、文章作成能力などの視点で評価され、合格水準にあれば合格となります。

試験内容
  • 午前I :多肢選択式 30問(50分)
  • 午前II:多肢選択式 25問(40分)
  • 午後I :記述式 4問中2問選択(90分)
  • 午後II:論述式 3問中1問選択(120分)

 昨年の合格率は12.7%で、IT関連資格の中でも難関試験の一つと言えます。合格後は、PMPのように資格維持のためのPM活動が要求されるわけではありませんが、難易度の高さがこの資格の評価につながっていると言えます。

 試験では、午後Iの事例解析までは合格しても、午後IIの論述で不合格を続ける方が多いようです。午後IIに合格するためには、もちろんプロジェクトマネージャとしての経験や見識も必要ですが、あらかじめ経験を整理しておき、試験が始まったら短い時間で骨子を検討して書きあげるだけの文章力が要求されます。

次のページ
プログラムマネージャに取ってほしい「ITコーディネータ」

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
情報シス担当者のためのプロジェクトマネージャ入門連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

克元 亮(カツモト リョウ)

IT業界で約20年にわたり、システム開発やITソリューションの適用支援、アーキテクチャデザインなどに携わる。現在は、プロジェクトマネジメント、マーケティングに従事。著書には、『「しきる」技術 誰にでもできる超実践リーダーシップ』『この1冊ですべてわかる ITコンサルティングの基本』(日本実業出版社)...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/2023 2009/12/07 07:00

Job Board

PR

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

2022年12月8日(木)10:00~15:50

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング