SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

予期せぬ事態に備えよ! クラウドで実現するIT-BCP対策 powered by EnterpriseZine

2024年7月10日(水)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine Press

電子インボイスとは何かをEIPA発起人に訊く 推進協議会の役割と目的

【前編】電子インボイスとDtoDで描く未来とは


 2023年10月1日より実施されることとなった「適格請求書等保存方式(インボイス制度)」にともない、「電子インボイス」にも注目が集まっている。とはいえ、そもそも電子インボイスの役割や目的をいまいち理解できていないという人も多いかもしれない。そこで、電子インボイス推進協議会(EIPA)の発起人でもあるインフォマートに、その目的と展望について訊ねた。前編である今回は、電子インボイスの概要とEIPAの役割について紹介する。

実施を控える電子インボイス

 2019年10月1日より「消費税の軽減税率制度」が実施されるのに伴い、従来方式を維持しながらも区分経理に対応するため「区分記載請求書等保存方式」が導入されている。多くの事業者が現行の運用に適応していく中で、2023年10月1日より新たに導入されるのが「適格請求書等保存方式(インボイス制度)」である。

 このインボイスは、売手が買手に対して、正確な適用税率や消費税額等を伝えるものとされている。では、このインボイス導入によって企業にはどのような影響があるのか。「BtoBプラットフォーム」を展開するインフォマート 事業推進・戦略営業 執行役員を務める木村慎氏は、「まず、これまでのように事業登録者は、取引相手に対して請求書だけを送付するのではなく、既定の形式に則ったインボイスを交付しないといけなくなります。もちろん、請求書とインボイスを別々に交付することもできますが、共通の項目も多いためインボイスを網羅した形式の請求書を送ることになっていくでしょう」と説明する。

インボイス制度にともなう変更点
インボイス制度にともなう変更点
[画像クリックで拡大]

 そして、このインボイスとともに話題にあがるのが「電子帳簿保存法」の適用である。その背景には、前述したインボイスに則った請求書を発行する際に、適格請求書発行事業者の登録番号や税率別の合計額など記載しなくてはならない項目が増えてしまうことが挙げられる。こうした工数の増加や紙による帳票管理が抱える課題解決のために注目を集めているのが、インボイスを電子化する「電子インボイス」だ。

 この電子インボイスについて方々で議論がなされている中で、国内の事業者が適格請求書等を発行、受領するにあたって共通で利用できる電子インボイス・システムの構築を目指しているのが「電子インボイス推進協議会(E-Invoice Promotion Association:以下、EIPA)」だ。ERPパッケージベンダーを中心に組織された「社会的システム・デジタル化研究会」の下部組織でもあり、昨年7月にインフォマートやSAPジャパン、マネーフォワードなどを含む業務システムベンダー10社が発起人となって設立されている。

次のページ
EIPAが目指す目的とは

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
EnterpriseZine Press連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

岡本 拓也(編集部)(オカモト タクヤ)

1993年福岡県生まれ。京都外国語大学イタリア語学科卒業。ニュースサイトの編集、システム開発、ライターなどを経験し、2020年株式会社翔泳社に入社。ITリーダー向け専門メディア『EnterpriseZine』の編集・企画・運営に携わる。2023年4月、EnterpriseZine編集長就任。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/14388 2021/07/08 13:17

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング