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なぜ、日本はセキュリティが甘い企業が多いのか?

【第1回】国際サイバーセキュリティ専門家ジェリー・レイ氏が日本企業の不十分な対策を指摘

 近年は、国内外から様々なサイバー攻撃が行われており、手口が複雑化、巧妙化しており、日々新しいマルウェア(不正かつ有害な動作を行う悪意のあるプログラム)が作られています。ニュースでもサイバー攻撃を受け、情報漏えいやサービス停止などの被害を受ける企業の事例が取り上げられるのを耳にすることもあるでしょう。政府によるDX推進の一方で、セキュリティに関する日本企業の対策はまだまだ不十分であると言わざるを得ません。本連載では、現在のセキュリティに関する認識の問題点や潜在的なリスクを解説し、その上で日本企業が取るべき対策について紹介します。

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ジェリー・レイ(Jerry Ray)(ジェリー・レイ)

SecureAge Technology 最高執行責任者(COO) 兼 SecureAge 株式会社 社長   1991年、コーネル大学でオペレーションズリサーチ工学の学位を取得。 その後、十数年にわたり日本やシンガポールを拠点に、米国系エンタープライズ・ソフトウェア企業や複数の...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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