Zホールディングス(以下、ZHD)は、グループ企業横断でAI人材を育成するコミュニティ「Z AIアカデミア」を、ZHDの企業内大学「Zアカデミア」内に発足したことを発表した。
同コミュニティでは、グループ企業であるヤフー、LINE、一休、アスクル、ZOZOグループが初期コア企業として参加し、AI人材が集まり学ぶ場を提供。これにより、グループ内における知識の共有やAIを利用したビジネス協業を促進し、研究者やエンジニアのみならず、“AIを活用する”プロダクトマネージャーやプロデューサーといった職種も含め、“文理両軸”におけるAI人材の育成に注力するという。
まずは「AIケーススタディコミッティ」を設置し、AI技術のアルゴリズムやビジネスへの利活用事例を紹介する座学や、ワークショップやグループ人材の交流会を通して、参加者の知識向上を目指すとしている。また、研究者やエンジニアのみならず、業務遂行やスキルアップを図るシーンでAIの知見が有益となる幅広い職種を「AIを活用する人材」として定義し、ノンエンジニアや文系出身人材からのAIプロフェッショナルの育成にも注力するという。
なお、同コミュニティでは、初期コア企業だけでなく、すべてのZHDグループ社員・契約社員に向けた学習機会の提供やコミュニティ形成も積極的に行っていくとしている。
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