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週刊DBオンライン 谷川耕一

安くて速いだけではない、MySQL HeatWaveも管理者負荷を軽減するための運用自律化を目指す

 Oracle CloudのMySQL Database Service向け分析エンジン「MySQL HeatWave」のリリースから8ヶ月あまりが経過した。これはOracle Cloud Infrastructure(OCI)上のMySQLのマネージドサービスに、インメモリ型の分析処理エンジンをアクセラレータとして追加し、MySQLが苦手だった大量データの高速な分析処理を可能にするものだ。HeatWaveは既に国内でもマーケティング系のサービス企業などで採用され、クラウドサービスとして継続的に機能、性能の改善を続けている。

HeatWaveの運用を自動で最適化するAutopilotを提供

 OLTPは従来のMySQLのエンジンで、OLAPはHeatWaveで処理する。「アプリケーションからは1つのMySQLのクラウド・データベースとして見えます」と言うのは、日本オラクル MySQL Global Business Unit Asia Pacific & Japan担当 梶山隆輔氏だ。2つの処理エンジン間のデータ同期は自動でリアルタイムに行われ、別のデータウェアハウスにETLなどを用いデータ転送する必要はない。HeatWaveが加わってもアプリケーションからは従来のMySQLにしか見えないので、既存のアプリケーションの変更は一切発生しない。

日本オラクル MySQL Global Business Unit Asia Pacific & Japan担当 梶山隆輔氏
日本オラクル MySQL Global Business Unit Asia Pacific & Japan担当 梶山隆輔氏

 アクセラレータのHeatWaveの効果は、”処理がほんの少し速くなる”程度ではない。分析処理性能を測るTPC-Hのベンチマークでは「Amazon Auroraと比べ処理時間は1100分の1に、その上で価格は半分になるとの検証結果も出ています」と梶山氏は言う。

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MySQL HeatWaveの機能

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谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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