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クラウド時代の企業データセンターに向けた画期的な新アーキテクチャが登場

EMCは、仮想化をベースとして次世代データセンター向け「Virtual Matrixアーキテクチャ」と、同アーキテクチャを採用したストレージ・システム「EMC Symmetrix V-Max」を発表した。

 

  エンタープライズ向けストレージ業界大手のEMCは、仮想化をベースとする次世代データセンターが求める信頼性、パフォーマンス、柔軟性を提供する新しい「Virtual Matrixアーキテクチャ」と、同アーキテクチャを採用したストレージ・システム「EMC Symmetrix V-Max」を発表した。その概要と、期待される導入メリットなどについて担当者にお話を伺った。

 

 

EMCのクラウド戦略における二つのアプローチ

 EMCは1979年の創業以来、パフォーマンス、拡張性、機能性、接続性などの幅広いオプションを備えた、業界で最も広範な階層型ストレージ・プラットフォーム、テクノロジーを提供してきた。現在、関心が高まっているクラウド・コンピューティングについても積極的な取り組みを行っている。

 EMCジャパンのマーケティング本部、プロダクト・マーケティング部部長の中野逸子氏は「EMCのクラウドに関する事業展開の柱は二つある」と語る。

 一つは全世界に配信するビデオ配信サービスなど、マルチペタ級のデータ管理が求められるパブリック・クラウド向けの事業で、2008年11月に発表された大規模ストレージ・ソリューション「EMC Atmos」がその中心だ。

 そしてもう一つのアプローチは、必要に応じて必要なだけ内外のリソースを利用する、プライベート・クラウドだ。ただ、多くの企業が、その効率性、利便性に期待している一方で、これまでクラウドとして提供されてきたサービスの多くは、求められる企業内データセンター同様の信頼性を確保できていなかった。

 そこでEMCでは、ミッドレンジ・ストレージ・システムでもファイブ・ナイン(年間の稼働率が99.999%)の可用性を実現してきた製品、サービスを、プライベート・クラウドに向けてより整備していくという。

 そこでキーとなるのが「仮想化」技術だ。それもEMCが提唱しているのは、現在主流のサーバ統合だけでなく、ネットワークやストレージなど、データセンターの重要コンポーネントへの適用だ。

 つまりリソース、セキュリティ、データの管理を統一し、システム基盤と提供サービスを分離した「仮想データセンター」を構築する。そして内外の仮想データセンターを連携させることで、プライベート・クラウドによるさらなる最適化を実現するというわけだ。

 もちろん、EMCが構想している仮想データセンターは、ストレージ・ソリューションだけでは実現しない。そこで業界初のクラウド・オペレーティング・システム「VMware vSphere 4」を発表したVMWareと、「Cisco Unified Computing System」アーキテクチャを持つシスコシステムズと密接に連携している。

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画期的なストレージ・アーキテクチャを採用

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ITイニシアティブ編集部(ITイニシアティブヘンシュウブ)

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