著者情報
執筆記事
-
2011/07/19
モバイルデバイスの管理をライフサイクル全体で考える
7、8 年程前、米国では多くの人がPager、いわゆるポケベルを使っていた。日本はi-modeメールなどがすでに普及し、モバイルのビジネス活用では「日本のケータイ」の方が進んでいるといえた。その状況を一変させたのがRIMのBlackBerry。そしていまは、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンが普及し、本格的なビジネス活用が始まろうとしている。確かに便利なスマートフォンだが、企業ではこの状況をどう捉え、どのように活用すればいいのだろうか。
-
2011/07/15
デスクトップ仮想化+スマートデバイスでビジネスの機動性とセキュリティを両立させる
ビジネスの機動性と、ITガバナンスを高めるテクノロジーとして、デスクトップ仮想化、アプリケーション仮想化が注目されている。その有力ベンダーであるシトリックス・システムズ・ジャパンでは、業務アプリケーションをWindowsだけでなく、Macやスマートデバイスなど様々な端末で利用できるソリューションを構築し、提供している。担当者にその概要と、デスクトップ仮想化がビジネスやIT管理に与えるインパクトなどについて伺った。
-
2011/07/06
企業ITの進化スピードをアップするアプリケーション・フレームワークINTARFRM(インターファーム)
システムの進化スピードは企業の競争力そのものを測るバロメータとなった。手間をかけず迅速にアプリケーションをビジネスに合わせて変更することができれば̶。INTARFRM(インターファーム)はユーザーの長年の希望に対する富士通からの回答である。
-
2011/07/04
システム構築に至る要件の「論理」を改めて構造解析するTri-shaping(トライ・シェイピング)
富士通は2011年2月に新しい要件定義手法「Tri-shaping」を発表した。この手法は30 年以上になる富士通の要件定義ノウハウの集大成ともいうべきもので、すでに多くのユーザー企業から高い評価を得ている。
-
2011/06/28
復興には、全体最適を見据えた新たな社会システム設計が不可欠―東京大学 工学系研究科 宮田秀明氏に聞く
未曾有の被害をもたらした東日本大震災。個別には復旧の槌音は聞こえても、原発問題や電力不足の長期化、復興への道筋など問題の多くは山積みされたままだ。東京大学で社会システム創成学を提唱する宮田秀明教授は、新しい社会へのシステム設計と全体最適化の視点なき復興は、今後の日本社会に大きな停滞をもたらすと危惧している。復興への岐路に立つ今、未来を見据えた新たな社会システム設計が不可欠であると同時に、要となるIT の新たな価値の創造が求められている。
-
2010/10/19
Cosminexusの現場ニーズに合った柔軟性で強い現場を取り戻せ
強い日本には強い現場がある。強い現場を作るには、属人化を排し個々のノウハウや経験知を共有する仕組みと、現場のPDCAサイクルを効率的に回すための、現場のニーズに即したIT化が必要不可欠だ。日立製作所(以下、日立)のCosminexusは、ITが現場に歩み寄るツールであり、現場ニーズに柔軟に対応し、その活用で強い現場を企業は手に入れることが可能となる。
-
2010/06/25
日本のITインフラを支えるIIJのクラウド戦略
インターネットイニシアティブ(IIJ)は、日本初の商用プロバイダーであり、ISPの草分けといえる存在だ。IIJでは、ネットワークを通じてITリソースをオンデマンドで提供するサービスを、他社に先駆け2000 年から提供してきたが、今や同様のサービスが、クラウド・コンピューティングとして盛り上がっている。そこでIIJは、時代に合わせてサービスを再編し、新しいクラウドサービス「IIJ GIO」の提供を開始した。IIJならではのクラウド戦略と狙いなどについて、同社 マーケティング本部 GIOマーケティン...