4月12日、レッドハットは事業戦略説明会を開催した。
昨年は、すべての四半期において、グローバルベースで前年比2桁成長を達成。従業員数も約20,000人にまで拡大したという。また、「Red Hat OpenShift」についても昨年の事業戦略発表会では、約2,800社だったものが3,800社超と拡大。これまで金融業界での採用が多かったが、製造業や流通・サービス業、小売業にまで広がっている。
2022年のビジネス戦略としては、「オープンハイブリッドクラウド領域の拡大」「OpenShiftの新しい提供モデルなどの展開」「アジャイル支援事業の拡大」の3つが掲げられた。OpenShiftにおいては関連製品の値下げ、適用基盤の拡大などにも言及。さらに、人員を増やすなどアジャイル支援事業を推進するという。
加えて、最上位にあたる「Premier Business パートナープログラム」を発表。伊藤忠テクノソリューションズ、NTTデータ、日本電気、日立製作所、富士通の5社を認定するとしている。
最後に、同代表取締役社長 岡玄樹氏は、日本法人として「日本のお客様のビジネスアジリティをオープンなテクノロジーによって支える企業を目指す」と締めくくった。
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