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デロイト トーマツ、デジタル人材育成の総合プログラムを開始 実践経験の提供も

 デロイト トーマツ グループ(以下、デロイト トーマツ)は、デジタル人材の育成を中心とする総合サービス「デジタル人材育成プラットフォーム(略称:DHR Platform)」の提供を始めると発表した。

 同サービスでは、デジタル人材要件定義・アセスメント、育成体系・施策の立案といったコンサルティングを通じて、各社に最適なサービスを設計するという。同社が実施する「デジタル人材志向性調査」の結果を基にしたアセスメント項目から、デジタル領域への適性を評価(適性マッチング)したり、自己評価(スキルマッチング)を行ったりする。個々人の知識・スキルの成熟度を特定した上で、学習プログラムを人材タイプ・レベル別に提供するという。

 さらに、習得した知識・スキルの実践を各社のビジネスや業務を通じて行うための伴走支援型のコンサルティングサービスも提供。自社内に実践環境を構築することが難しい新ビジネスや専門領域については、同社内での実践も可能だという。同社は、組織全体のDX戦略や組織設計、デジタル人材が活躍するための風土変革・浸透まで幅広いニーズに対応するとしている。

DHR Platformの主な内容

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デジタル人材育成コンサルティング【Step1、2】

 DX推進における各社・各部門のニーズおよび課題を確認し、強化すべき機能・役割を明確化し、求める人材像(人材タイプ)を定義するという。なお、同社では人材タイプを「ビジネスプランナー」、「データサイエンティスト」、「AIエンジニア」、「サイバーセキュリティスペシャリスト」、「デジタルアーキテクト」、「UXデザイナー」、「UIデザイナー」に分類している。組織全体で必要な人数規模を設定し、あわせて人材アセスメントを実施。その結果から人材ポートフォリオを策定し、実現に向けた採用・配置・育成・評価・処遇方針を策定するとしている。

デジタル人材育成・学習プログラムの提供【Step3】

 人材タイプとスキル習熟のレベル別の学習プログラムを定義し、e-learningやワークショップ型の研修を提供するという。

実践経験の場の提供【Step4】

 研修受講者が同社のデジタル関連のプロジェクトに関与するなどのOJT経験を提供。デロイト トーマツ人材機構が窓口となって教育委託契約を締結し、グループ各社での実習機会を提供するという。

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