初代「はやぶさ」に続き、地球から遠く離れた小惑星「リュウグウ」に着陸し、サンプルを持ち帰ったことで話題となった「はやぶさ2」。しかし、そのプロジェクトリーダーとして任命されたのは、マネジメント経験のない一人の技術者でした。率いる部下の総数は600名。失敗は許されないプロジェクトにもかかわらず、人材や予算不足、計画が進むにつれて突如現れるアクシデントの数々。そんな逆境の中、筆者はプロジェクトを成功に導いただけでなく、世界初の偉業を数多く達成します。「はやぶさ2」プロジェクトを成功に導いた要因とは何か。津田雄一著『はやぶさ2のプロジェクトマネージャーはなぜ「無駄」を大切にしたのか?』から、その理由の一端について触れてみましょう。
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