NECは6月20日、設計図面・仕様書・部品表などの製品技術情報を一元管理するPLM(Product Lifecycle Management)ソフトウェアの「Obbligato(オブリガート)」のクラウドサービス「Obbligato for SaaS」に、新機能を追加した。
今回同社は、製品に含有する化学物質の集計判定や部品・材料の調査回答業務を行う「含有化学物質管理機能」と、製品開発プロジェクトの進捗や負荷状況の見える化を実現する「開発プロジェクト管理機能」を追加。これにより、サプライチェーンの環境コンプライアンス対応やDX推進を加速し、製造業のサステナブルな事業経営の実現に貢献するという。
NECは、今後も製造業のものづくりの現場とデジタルを融合して多様化するニーズに対応していくとしている。
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