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景気後退で、リスクマネジメントは全面見直しの傾向?

米アクセンチュア、グローバル企業のリスクマネジメントに関する調査結果を発表

アクセンチュアが発表した調査結果によると、企業幹部の大多数(85%)が、経済危機からの教訓を今後のビジネスパフォーマンス改善に活かすためには、自社のリスク管理のアプローチを全面的に見直す必要があると考えていることが明らかになったという。

アクセンチュアの「2009年 グローバルリスクマネジメント調査」は、21ヵ国の大規模企業でリスク管理の責務を負う最高財務責任者や最高リスク責任者などの企業幹部260人を対象に実施。今回の調査に参加した企業幹部の内、40%が自社のリスク管理機能を拡張するための追加投資が既に行われた、あるいは6ヵ月以内に行う予定であると答えている。さらに全体の約3分の1にあたる31%が、社内でリスク管理機能への将来的な投資拡大を検討中と答えた。

また、アクセンチュアが調査結果を分析した結果、現状のリスク管理と業績管理プロセスの統合が不十分であることが明らかになった。回答者に自社のリスク管理機能が関与する分野について尋ねたところ、中期計画設定(48%)、投資および投資の撤収の意思決定(45%)がそれぞれ半数近く。目標設定と業績管理を挙げた人は27%にとどまった。

また、多くの人が指摘したというリスク管理機能の問題点は以下の通り。

・リスク、リターン、資本(キャピタル)のバランスに関する情報が、効果的に意思決定に活用されていない(85%)
・企業戦略とリスク選好度との整合性の欠如(85%)
・全社でリスク管理する文化が足りない(82%)
・リスク、財務、ビジネスに関する情報が入手できない(80%)
・多岐にわたるリスクの統合と集約がされていない(78%)
・リスク管理の責任の所在が曖昧である(78%)

アクセンチュアで財務・経営管理グループ部門の責任者を務めるダン・ロンドン氏は「今回の不況は、企業のリスク管理機能に対する究極のストレステスト」とコメントしている。

 

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