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ブリヂストン、AWSとの戦略的な協業をグローバルに拡大 北米のデータセンターをクラウドに移行も

 ブリヂストングループ(以下、ブリヂストン)は8月29日、小売サービスソリューション事業やモビリティソリューション事業を強化するため、Amazon Web Services(以下、AWS)と戦略的な協業を開始すると発表した。

 ブリヂストンは、これまでもAWSと米州において戦略的な協業を進めてきたが、今回の協業では、その範囲をグローバルへ拡大するものだという。AWSのIoTや機械学習、データ分析、ビジネスインテリジェンスサービスを活用したデジタルプラットフォームを構築し、顧客経験の価値向上を中心としたソリューションを拡充していくとしている。

 協業の一例として、ブリヂストンは「AWS プロフェッショナルサービス」、および「AWS Marketplace」のチームと連携し、「Bridgestone Marketplace」の実現に取り組む。また、AWSのデジタルプラットフォームを活用したイノベーション加速については、米州グループ会社のIT組織全体にAWSの包括的なクラウドのトレーニングプログラムなどを提供。今後5年間で、AWSのプログラムを通じて、グローバルで数百人規模の専門性の高いデジタル人材を育成する。

 さらに、同社の北米のデータセンターをAWSのクラウドに移行し、その上で新たなERPの環境を実装するという。

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