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教育機関のランサムウェア被害が増加 ソフォスの業界別の調査レポートで明らかに

 ソフォスは、業界別の調査レポート「教育機関におけるランサムウェアの現状2022年版」を公開した。

 調査結果では、高等教育機関および中等教育機関を含む教育機関においてランサムウェアの被害を受けるケースが増えていることがわかったという。2020年には44%であった割合が2021年には60%に増加。他の業界(平均値は65%)に比べて、教育機関ではデータが暗号化される割合が最も高く(73%)、復旧に最も時間がかかっている。教育機関の7%が復旧するまでに3ヵ月以上を要しており、他の業界のほぼ2倍の時間を要しているという(4%)。

 また、教育機関は他の業界と比較して、ランサムウェア攻撃による業務および商業上の影響を受ける傾向が高いことも明らかになった。高等教育機関の回答者の97%および初等教育機関の回答者の94%が、攻撃によって業務遂行能力が影響を受けたと回答。さらに、民間の高等教育機関の96%および初等教育機関の92%が業務への影響と収益の損失を報告している。

 なお、「教育機関におけるランサムウェアの現状2022年版」の調査は、世界31ヵ国の中堅規模(従業員数100~5,000人)の教育機関のITプロフェッショナル5,600人(初等教育機関の回答者320人と高等教育機関の回答者410人を含む)を対象に実施された。

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