日本ヒューレット・パッカード(以下、HPE)は、ヤフーが、サステナビリティ目標の達成に向けて、使用済みIT資産の再生・再利用を可能にする「HPE Asset Upcycling Services」を採用したと発表した。
HPE Asset Upcycling Servicesは、複数世代のIT資産で構成されるシステム環境のモダナイゼーションをサポートし、レガシーシステムと関連ソフトウェアの耐用期間を延ばし、使用済みテクノロジーの価値創出を支援するもの。ヤフーはカーボンニュートラルに向けた取り組みを進めており、環境に配慮した方法でIT資産のアップグレードとリフレッシュのサイクルを推進している。同社のセキュリティ要件を技術面で満たすことができるパートナーを求めていたという。
ヤフー 執行役員 CIO 服部典弘氏は次のようにコメント。「環境負荷低減への取り組みを加速するにあたって、HPEとタッグを組むことができることを嬉しく思います。IT資産回収後にHPEより提供されるCircular Economy Reportは、IT資産の再生と再利用の詳細を可視化し、CO2 排出量削減の進捗状況の把握を可能にしてくれます」。
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