これまでの2回、データ中心のカーボンマネジメントの重要性について解説してきた。先進企業は「今のままではまずい」と気付いたことだけを理由に取り組んでいるわけではない。世界的な気候変動への危機感や道義的責任を超えた強い動機が、イノベーションの創出によるビジネスの長期的成長を実現することにある。今回は先進事例を紹介しながら「DX+SX」で実現する未来を考えてみたい。
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冨永 裕子(トミナガ ユウコ)
IT調査会社(ITR、IDC Japan)で、エンタープライズIT分野におけるソフトウエアの調査プロジェクトを担当する。その傍らITコンサルタントとして、ユーザー企業を対象としたITマネジメント領域を中心としたコンサルティングプロジェクトを経験。現在はフリーランスのITアナリスト兼ITコンサルタン...
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