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7割以上がサステナビリティ領域のIT活用に「取り組むべき」と回答──みずほリサーチ&テクノロジーズ

 みずほリサーチ&テクノロジーズは、サステナビリティの取り組みに関与する人(有効回答数432名)を対象に「サステナビリティ経営における非財務情報のデータ管理、IT活用の課題に関する調査」を実施。調査報告書としてまとめた。

アンケート調査の概要
  • 調査対象:プライム市場、スタンダード市場、グロース市場に上場している企業でサステナビリティに関する取り組みに関与している経営者・就業者
  • 調査方法:インターネットによるアンケート調査
  • 調査期間:2022年9月20日~9月22日
  • 有効回答数:432名
  • 調査項目:
    • 現状のサステナビリティ対応フェーズ
    • サステナビリティに関するデータ収集・管理方法
    • サステナビリティ領域におけるIT活用について
    • サステナビリティに関する重要な取り組みと課題

 同社は、サステナビリティ経営における企業の取り組みとDXを見据えたIT活用の実態把握を目的として、アンケート調査を実施したという。主な調査結果は以下のとおり。

現状のサステナビリティ対応フェーズ

 「ストーリー・戦略構築フェーズ」(48.9%)、「業務プロセスへの落としこみフェーズ」(51.2%)と同程度であり、全体の半数が、業務プロセスへの落としこみの段階にあるという。

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サステナビリティに関するデータ収集・管理方法

 データに関する課題は、「扱うデータが多く、把握に手間がかかる」が42.5%と最も多く、次いで「データフォーマットが異なるため、手間がかかる」(34.8%)、「データの収集・分析ができる人材が足りない」(33.9%)であった。

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 現状のデータ管理方法は、「Excel」が最も多く、「ITツール(CO2排出量算定ツールなど)」に概ね10%以上の差を付けているが、CO2排出量算定ツールなどのITツールを導入した管理も一定程度行われているとしている。

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サステナビリティ領域におけるIT活用について

 IT活用について「非常に取り組むべきである」が35.0%、「やや取り組むべきである」が40.7%と、全体の7割以上が取り組むべきと回答。取り組み状況別に見ると、より具体的な取り組みを実行する段階になるほど「非常に取り組むべきである」との回答が増加し、IT活用のニーズが高まるという。

サステナビリティに関する重要な取り組みと課題

 「サステナビリティに関する取り組みにおいて重要な事項」について、1位の回答が最も多かったのは、「経営層がサステナビリティについてよく理解したうえで、価値創造ストーリーやマテリアリティが策定されている」(30.3%)。

 「サステナビリティに関する取り組みの推進における課題」について、1位の回答が最も多かったのは、「経営層がサステナビリティの重要性を理解していない」「サステナビリティに関する取り組みを実施する組織の人材が不足している」(いずれも19.4%)であったとした。

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