デロイト トーマツ コンサルティング(以下、デロイト トーマツ)は、所属する全コンサルタント約5,000人が生成AI(ジェネレーティブAI)の専門知識・活用ノウハウを獲得し、顧客に提供するための体制を整備すると発表した。
生成AIを業務に適用するためには、技術の詳細からビジネスや業界の知識・ユースケースまで幅広い理解が求められているとのこと。これらをコンサルタントが獲得するために、デロイト トーマツは、全社での体制構築を6月から加速しているという。
具体的には、生成AIリテラシーや活用スキルに関する教育プログラムの拡充、自社利用環境の整備・拡大、サービス提供スキームの再構築、ツール開発を実施。また、顧客への新たなサービスの創造や知見共有の強化にも取り組んでいくとしている。
なお、既に各AIエンジン開発元が用意する習熟プログラムに加えて、社内教育で生成AIの活用を実施。生成AIによる生産性向上をコンサルタントが体験することで、各コンサルタントのスキル獲得を促進しているという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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