Fujitsu Finland(以下、富士通フィンランド)は、フィンランドの物流ソリューションプロバイダーCargotecと、ITサービスの提供に関する契約を締結した。富士通フィンランドはCargotecの業務をデジタル変革するために、ユーザーエクスペリエンスと生産性の向上に寄与するワークプレイスとITインフラサービスを、10月よりCargotec全社に提供開始するという。
富士通フィンランドがCargotecに提供するITインフラサービスの一つであるサービスデスクでは、Cargotecの従業員から寄せられるIT運用に関する問い合わせに対応するサポート窓口業務に、対話型AIバーチャルエージェントを活用。これにより、デジタル化を進めるとしている。
また、問い合わせ対応で蓄積されたナレッジを活用することで、セルフサービス型のサポートを通して問題を解決し、生産性向上を実現。業務プロセスの効率化により、従業員のエクスペリエンス向上に貢献するという。
【関連記事】
・KDDI・富士通・NECら5社、通信分野におけるSBOMの導入に向け実証事業を開始
・大成建設、「作業所ダッシュボード」を全国約700作業所で利用開始 富士通と共同開発
・富士通とミサワホーム、常時認証技術用いた暮らしのパーソナライズ化に関する実験開始 オフィス活用も検討