生成AI協会(以下、GAIS)は、10月6日に3名の新任理事が就任し、本格的に活動を開始することを発表した。新任理事には、アステリアの代表取締役社長である平野洋一郎氏、yellow doorの代表取締役である星野翔子氏、大田区企画経営部参事を務める山田良司氏が任命された。

(左から)大田区企画経営部参事 山田良司氏、生成AI協会 代表理事 上村章文氏、
アステリア 代表取締役社長 平野洋一郎氏
GAISの主な活動内容として、生成AI革命の進展に関する情報を共有し、会員間での情報交換を促進するコミュニティの形成、各ワーキング・グループの成果を定期的に報告する会の主催などがあるという。また、オンライン・オフラインの両方での活動サポート、定期的な勉強会やセミナーの開催、そして自治体や行政、企業、各種団体との連携を通じた地方創生やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進も行っていくとしている。
現在、GAISのFacebookの非公開グループには、1,750名以上の参加者がおり、日々、生成AI関連ニュースを持ち寄り、議論が行われているとのことだ。
大田区企画経営部参事の山田良司氏はGAISへ参加した背景として、自治体が直面する多様な課題に対する新しいアプローチや技術導入を進めることを目指すほか、GAISにパブリックセクターとして参加することで、生成AI技術による業務の効率性向上などに期待できる点を挙げている。また山田氏は、今後多くの自治体がGAISに参加することで、セキュリティ面も含めて実践的な取り組みが進められるとの考えを示している。
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