日立製作所(以下、日立)は、基幹システムの安定性を維持しながら、オンライントランザクション処理(OLTP)の既存アプリケーションのモダナイズを支援する新サービス「Hitachi Microservices Platform - Paxos Commit Transaction Orchestrator」(HMP-PCTO)を10月23日より提供開始する。
同サービスにより、大規模なOLTPであっても、小規模な処理ごとに段階的なマイクロサービス化が可能となり、基幹システムの安定性を維持しながらモダナイズを加速できるとしている。

なお同サービスは、as a Service型ITプラットフォーム「EverFlex from Hitachi」の一つとして提供するという。
日立は今後、生成AIによるレガシーアプリケーションのノウハウの継承など、基幹システムのモダナイズの課題を解決し、企業の持続的な成長に貢献していくとのことだ。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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