ガートナージャパン(以下、Gartner)は、国内企業のデジタル変革を推進するテクノロジの導入状況に関する最新の調査結果を発表した。
Gartnerは2023年4月に、国内企業を対象に実施したユーザー調査で、デジタルの推進に関わるテクノロジの導入状況を尋ねた。その結果、国内では、半数を超える企業や組織が、オンプレミスかクラウドかを問わず、IoTプラットフォームの評価/検証およびビジネス導入を行っていると回答したという。
同社バイスプレジデントアナリストの池田武史氏は次のように述べている。
「デジタル変革を推進するために重要なデジタル・ツイン、IoT、5G、AIなどのテクノロジの評価や採用は、2019年調査時と比べると徐々に拡大しています。また、経営陣の直下に推進部門を作るなどの体制も整えつつあります。企業や組織の未来を見据えた取り組みの推進に当たっては、テクノロジの実装が欠かせません」
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