SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

Security Online Day 2024 春の陣

2024年3月13日(水)10:00~17:10

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

DB Press(AD)

【徹底解説】シン・OCI移行ツールでシステム停止時間を短縮──3つのツールを検証してわかった最適解

ネイティブツールを使いこなし、シームレスなクラウド移行を実現

 Oracle Cloud Infrastructure(OCI)へ移行を考えている企業は、データ移行による他システムへの影響を懸念し、なかなか移行へ踏み切れない場合も多いだろう。実は、OCIにはクラウド移行を簡単に行うためのツールが用意されているが、利用実績は少ない。このような企業の課題を踏まえ、「アシストEXPO 2023」の「クラウド インフラ DAYS」では、アシストの上水口徹氏が「シームレスなクラウド移行を実現! OCIのネイティブ移行ツール比較と選択肢」と題して講演を行った。同氏は、複数あるOracle Cloudのデータベース移行サービスの使い分けや、利用する上で押さえておくべきポイントを実際の検証結果とともに紹介した。

クラウドへのデータ移行の課題は「長時間化」

 上水口氏は2008年にアシストに入社し、一貫してデータベースに関わる技術領域に携わっている。Oracle Databaseのシングル導入から入り、Oracle Database Applianceを担当。2020年からはOracle Cloud Infrastructure(OCI)やアマゾン ウェブ サービス(AWS)などのクラウド環境、PostgreSQLやEDBも扱うという。このような経歴を持つ上水口氏が、最近関わることが多いのがクラウドへのデータ移行だ。その際に課題となるのが「移行作業の長時間化」、それにともなう「システムの停止の長時間化」だという。

アシスト 上水口徹氏

 データ移行を容易にするツールは、オラクルから各種提供されている。とはいえ「OCIで用意されている新しいツールの利用はまだそれほど多くありません」と上水口氏。そのため、事例や実績の情報も少ないと話す。そこでアシストでは、様々なOCIのデータ移行ツールを検証し、ユーザーが目的に適したツールを選択する判断材料を提示しようと考えた。

システム停止時間を短縮する新しい移行ツール

 従来のデータ移行では「Data Pump」や「Recovery Manager(RMAN)」を使うのが一般的だ。これらを使う方法は、OCIへの移行でももちろん有効である。しかし、今回取り上げる新しいOCI独自の移行ツールは、従来のものよりも簡単に移行が可能だと上水口氏は強調する。

クリックすると拡大します

 定番とも言えるData Pumpを使う移行手順では、オンプレミスのデータベースでデータをエクスポートし、ダンプファイルを生成する。そこで得られたダンプファイルをOCIにアップロードし、OCI上でデータベースにインポートする。つまり、移行には3つのステップが必要だ。「このとき大規模なデータベースだと、データのエクスポートに時間がかかり、さらにダンプファイルも大きくなるのでOCIへの転送時間も長くなります。当然インポートにも時間がかかり、システム停止時間も長くなります」と上水口氏はいう。

クリックすると拡大します

 一方、RMANの場合は、バックアップを事前に取得しそれを新環境でリストアする。システム停止は、その後の差分を適用する間だけだ。Data Pumpよりも停止時間は短くなるが、大規模なデータベースでは数時間の停止が必要となるケースもある。

 これらに対し、OCIで提供する新しいツールでは作業のほとんどが事前に実行可能で「実際の切り替え時間、つまりシステム停止時間は極めて短くできます」と上水口氏は語る。OCI独自の移行ツールには、「OCI GoldenGate(OCI-GG)」「Zero Downtime Migration(ZDM)」「OCI Database Migration(DMS)」の3つがある。

クリックすると拡大します

次のページ
3つのOCI独自移行ツールの違いとは

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
DB Press連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社アシスト

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/18754 2023/12/08 11:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

2024年3月13日(水)10:00~17:10

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング