塩野義製薬が「HaaS」企業への変革で重視する“外部パートナーとの協創” 下準備としてID管理に着手
「今までのレガシーなやり方を変えるのは必然だった」強い決意の背景に迫る
塩野義製薬は現在、「創薬型製薬企業」から、ヘルスケアサービスをグローバルで提供する「HaaS(Healthcare‐as‐a-Service)企業」への転換を図っています。HaaS企業への実現に向けて同社がとりわけ重要視しているアプローチが、ともに価値を創り出していく外部パートナーとの協創。しかし、ITマネジメントの視点からみた場合、「安心・安全でありながら、社外パートナーとの協創を深めていく」環境を構築するには、これまでのレガシーなアプローチでは実現が難しいことは明らかです。そこで同社では現在、その下準備を開始しています。2023年12月に発表された「SailPoint Identity Security Cloud」の導入もその一環。本稿では、塩野義製薬 DX推進本部 IT&デジタルソリューション部 IT&デジタルソリューションユニット ITフロンティアグループ グループ長の西村亮平氏、同グループ 那須真良樹氏に、アイデンティティ(以下、ID)管理製品導入の経緯やHaaS企業実現におけるIT担当者の役割などについて話を伺いました。
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五味明子(ゴミ アキコ)
IT系出版社で編集者としてキャリアを積んだのち、2011年からフリーランスライターとして活動中。フィールドワークはオープンソース、クラウドコンピューティング、データアナリティクスなどエンタープライズITが中心で海外カンファレンスの取材が多い。
Twitter(@g3akk)や自身のブログでITニュース...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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小山 奨太(編集部)(コヤマ ショウタ)
EnterpriseZine編集部所属。製造小売業の情報システム部門で運用保守、DX推進などを経験。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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