アンチパターンは2024年7月12日、同社が提供するSaaS運用管理プラットフォーム 「SaaSus Platform」にて、「行動履歴ログ機能」「シングルテナント管理機能」の提供を開始し、独自のコントロールプレーンの拡充を行ったと発表した。
詳細な機能は以下のとおり。
行動履歴ログ機能
ユーザーがSaaSを操作した履歴を確認できる機能。ユーザーの行動履歴ログを確認・分析し、実際のユーザーの行動を基にした開発の優先順位付けやカスタマーサポート活動などに役立てることが可能だという。なお、この機能はアドバンスドプラン以上の顧客のみ利用できるとのこと。
シングルテナント管理機能
SaaSus PlatformにおけるシングルテナントアーキテクチャのSaaSの構築をサポートするための機能。シングルテナントアーキテクチャでは、テナント毎にサーバーやDBを用意する必要があるため、管理コストが大きくなるというデメリットがあるという。同機能では、SaaSus Platformでテナントを作成した際に、自動で顧客のAWS環境に対してサーバーやDBを用意することをサポートし、管理・運用コストを下げることに寄与するとしている。なお、同機能はアドバンスドプラン以上の顧客のみ利用できるとのこと。
【関連記事】
・SBテクノロジー、社内のSaaS利用状況を可視化・一元管理する「SaaSパトロール」を提供開始
・丸紅ITソリューションズ、利用頻度の低いユーザー向けに「Box」と連携可能なSaaSを提供開始
・「CData Sync」HeatWaveに対応 SaaSからのデータパイプラインをノーコードで構築可能に