デロイト トーマツは、多様なAIエージェントが自律的に連携する「マルチエージェントアプリ」を開発した。
同アプリの主な特徴は以下のとおり。
- 多様なAIエージェントの連携:Web情報検索、社内DB検索、プログラミングによるデータの可視化、情報全体を取りまとめた分析、資料作成など、それぞれの役割を持ったエージェントを連携させる
- タスク計画の自動立案:タスク計画用のエージェントが他のエージェントの役割を理解し、ユーザーからの業務要求を実現させるために、どのエージェントに何を実行させるべきかを自動で計画する
- グラフ構造による連携制御:グラフ構造により、エージェント間の連携可否や連携の方向性を定義する
- 自己修正:レビュー用のエージェントを設けて他のエージェントの実行結果をチェックさせ、誤りや不十分な点があった場合に、レビュー用エージェントからの指摘に基づき自動的に処理を再実行し、出力を改善する
- Human in the Loop:AIエージェント側から人に対してチェックポイントを設け、人による指摘や承認を踏まえて処理を継続させる
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