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東証要請で一段と注目集める「非財務情報開示」の行方 高度化する要求にIT部門が果たすべき役割とは?

第1回:ESG経営を加速する、IT部門の新たな使命

 日本企業は今、国内外の法規制、国際的なイニシアチブによる要請、それに付随する海外企業(取引先)からの追加要請など、これまで以上に多様で正確な非財務情報の開示が求められている。開示内容の多様化や厳格化が加速するなかで、対応を高度化するためにも企業価値、競争力向上に役立つ「非財務情報の管理」が重要視される。なぜ非財務情報開示の要請はここまで拡大してきたのか、まずはその背景から理解したい。

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この記事の著者

今野 愛美(コンノ マナミ)

アビームコンサルティング 企業価値向上戦略ユニット ダイレクター2006年に入社。国内外企業に対して、企業コンプライアンス/SOX法対応、財務経理/リスクマネジメント業務の改革や教育/意識改革プログラムの策定プロジェクトに従事。現在はアビームコンサルティングのESG/サステナブル経営支援・Digit...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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