キンドリルジャパン(以下、キンドリル)は、東京近郊に新設するデータセンターにて、日本IBMが提供するIBMメインフレーム「IBM Z」を活用して既存のクラウドサービス「zCloud」を拡充し、2025年中に提供開始すると発表した。
zCloudの拡充を通して、企業はIBMメインフレームで処理されるデータをメインフレームに搭載されたAIを活用してリアルタイムに解析することで、メインフレームとAIの相乗効果による業務の高度化を推進できるという。zCloudの主な特徴は次のとおり。
- クラウドベースのオープンな統合プラットフォーム「Kyndryl Bridge」により、AI、運用データ、キンドリルの専門知識を統合し、可観測性と自動化を推進してコンプライアンスやワークロード管理を最適化
- 東日本と西日本の先進的なデータセンターにより、レジリエンスとセキュリティーを確保
- 大規模なサービスの処理能力(150,000MIPS以上)
- メインフレーム技術者によるプラットフォーム構築支援
- ネットワークハブを通じたzCloudからインターネットへの高速接続により、ハイブリッドクラウド環境を提供
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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