デロイト トーマツ グループは、デロイト トーマツ コンサルティング、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー(DTFA)、およびデロイト トーマツ リスクアドバイザリー(DTRA)の3法人が、2025年12月1日付けの合併に向けた基本合意書を締結したと発表した。
今後は、3法人の専門性と蓄積されたノウハウを結集することで、クライアントとともに日本社会が直面する課題に取り組み、中長期的な変革を支援する役割を果たしていくと述べている。
また、この合併により、デロイト トーマツ グループは複数専門分野の統合モデル(MDM:Multi-Disciplinary Model)を通じた、「卓越した価値」を提供する能力を高めていくとしている。特に、AIや先進技術の活用に注力し、プロフェッショナル人材の育成を継続的に推進していくとのことだ。
なお、この組織再編はデロイトの新たなグローバル・ストアフロント(事業区分:監査・保証業務、税務・法務領域、ストラテジー・リスク・トランザクション、テクノロジー・トランスフォーメーションから成る)の導入を目的としており、統合後の組織におけるプロフェッショナルは、原則としてコンサルテイティブビジネスの2つ、ストラテジー・リスク・トランザクションおよびテクノロジー・トランスフォーメーションに所属するという。
【関連記事】
・デロイト トーマツ コンサルティング、日立ソリューションズ、ワークデイがHR分野で協業
・トーマツ、ERP導入支援手掛けるフォーブスの全株式を取得 デロイト トーマツ エフビーに社名変更
・日本企業が優先的に対処すべきリスク1位「人材流出」、2位に「情報漏えい」──デロイト トーマツ調査
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア