三菱重工業は、グループのグローバル7万人以上の社員が使用するID管理ソリューションとして、NTTデータ先端技術の「VANADIS Identity Manager（以下、VANADIS）」を採用したと発表した。
三菱重工業は、これまで利用していたID管理システムの老朽化にともない、ID基盤の統合・再整理を検討。今後のビジネスの根底となるポイントと考えていため、安定的かつ将来性を持ったシステムの導入が必須要件だったという。導入したVANADISは、国家公務員等が利用する約50万ID規模の認証基盤として運用されているなど、大規模ユーザー管理の実績をもつ。また、IDのライフサイクル管理や、利用者情報のメンテナンス時の権限管理の自動化にも対応している。
三菱重工業の独自性を反映させたシステム構築を行うことで、IDにおける規制と業務要件とのバランスをとりつつ、将来のクラウド化や認証技術の進化に対応することができるとしている。
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EnterpriseZine編集部（エンタープライズジン ヘンシュウブ）
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