NetApp(ネットアップ)は、2025年6月16日付でリーダーシップ体制の変更を発表。現代表執行役員社長の中島 シハブ・ドゥグラ氏が代表執行役員会長に就任し、斉藤千春氏が新たに代表執行役員社長に就任した。
中島氏は次のように述べている。
「今回の日本におけるリーダーシップチームの拡充には、私自身大きな期待を寄せています。これは、NetAppが長年にわたり日本市場で築いてきた強固な基盤、そして同市場の戦略的重要性を改めて示すものです。斉藤の参画により、革新性と俊敏性に富んだソリューションの提供をさらに強化し、新たな顧客セグメントへの展開を通じて、成長の加速を実現できると確信しています」
新たに代表執行役員社長に就任する斉藤氏は、直近では日本オラクルにて執行役員 クラウド システム事業統括 統括本部長を務めていた。それ以前は、日本ヒューレット・パッカード株式会社に22年間在籍。ストレージ部門のゼネラルマネージャーを歴任してきたとのことだ。
斉藤氏は次のように述べている。
「NetAppがデータ、AI、クラウドの力を活用し、業界内で独自のポジションを確立しているこのエキサイティングな時期に参画できることを大変光栄に思います。日本企業にとって、インテリジェント データ インフラストラクチャを構築し、俊敏性と競争力を維持することで、AIの可能性をさらに引き出す大きなチャンスが広がっています。チームと連携しながら、お客様への提供価値をより一層強化し、さらなる成長機会の創出に取り組んでまいります」
中島 シハブ・ドゥグラ氏
ネットアップ合同会社代表執行役員会長。
日本のIT業界において30年以上の経験を有し、開発、エンジニアリング、サービス、営業、事業開発など、幅広い分野で実績を積む。これまでに多くの企業のデジタルトランスフォーメーションを支援。
ネットアップ入社前は、シスコシステムズ合同会社にてシニア マネージング エグゼクティブ オフィサーとしてサービス事業を統括。サービスの革新、グローバルアカウントのマネジメント、コンサルティングを通じて、企業の変革を推進。
その前は、横河電機株式会社にて、石油、ガス、化学、電力、パルプなどのグローバル産業市場を統括。
斉藤千春氏
ネットアップ合同会社 代表執行役員社長。
ネットアップ合同会社入社以前は、日本オラクル株式会社にて執行役員 クラウド システム事業統括 統括本部長を務め、Exadataをはじめとするエンタープライズ向けハードウェアおよびクラウドソリューションを統括。
それ以前は、日本ヒューレット・パッカード株式会社に22年間在籍。ストレージ部門のゼネラルマネージャーとして、製品開発やソリューション提供を主導。
【関連記事】
・NetApp、ブロックストレージの統合と高速化を目的とした新しいASA Aシリーズ システムを提供
・NetAppとRed Hatが協業拡大、マルチ/ハイブリッドクラウド環境のセキュアなアプリケーション管理へ
・NetAppとAWS、協業を拡大 AWS環境における生成AIのワークロード実行を支援へ
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア