NetAppは、AWSとの10年以上にわたる協業を拡大し、AI時代において両社における顧客のビジネス成長とイノベーションの継続的な促進を支援していくと発表した。
両社は、新たな戦略的協業契約(SCA)を締結し、これまでの協力関係をさらに強化。この契約によって、顧客に次のようなメリットを提供するという。
- 生成AIの取り組みの加速:顧客は生成AIのワークロードをAWS環境で容易に実行できるようになる。NetAppのBlueXPワークロード ファクトリとAWSのBedrockを統合することで、企業内のデータを活用した生成AIアプリケーションの開発と実装を支援。また、NetAppとAWSは、顧客が自社データを使用して生成AIアプリケーションを構築するための参照アーキテクチャ ガイダンスも公開したという。これらの技術により、顧客のデータから迅速かつ正確なインサイトを生成可能だとしている
- 取引の簡素化:顧客がNetAppのCloudOpsソリューションをAWS Marketplaceを通じて購入し、実装することが容易になるという。両社は、NetAppのCloudOpsソリューションを使用したテクニカル プルーフ オブ コンセプト(PoC)の実装を容易にするための取り組みも行っているとのことだ
- CloudOpsの価値を提供:NetAppはAWSにおけるCloudOpsの信頼できるプロバイダーとしての地位を確立し、顧客のクラウド運用を改善するためのソリューションを提供。AWSからの投資により、NetAppはAWS Marketplaceを通じてコストとパフォーマンスの最適化ソリューションを提供し、顧客のクラウド運用をより効率的にするという
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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