文書作成/関数/資料作成でもう悩まなくていい!統合された「Gemini」が“救世主”に
#3:Docs, Sheets, Slides:アイデア出しから資料作成まで!

第3回は「Google Docs」「Google Sheets」「Google Slides」におけるGeminiの活用術を紹介します。執筆は、アイレットのWebアプリケーションエンジニアとしてGoogle Workspace with Geminiを活用する、Google Cloud Partner Top Enginnerの山田が担当しました。それでは、Geminiが搭載されたことでどのように業務が変わるのかみていきましょう。
Gemini in Docs:文書要約や重要情報をすばやく抽出
ビジネスにおけるドキュメント作成では、ライティングスキルやレビュースキルが必要になります。どちらも実務においてはそれなりのレベルが要求されます。ライティングスキルはフォーマットに則って記述すれば、ある程度の読みやすさは担保されるでしょう。しかし、読み手のことを考えたドキュメント作成する場合には、相手がわかる言い回しや前提知識を踏まえる必要があります。
そうした課題にGeminiを活用することで、文書作成の手助けとなり、改善が期待できます。従来のDocsでも文章の校正と文法チェックはできていましたが、サイドパネルからGeminiを使うことで、ドキュメントのアイデア出しから文章作成まで相談することが可能です。
たとえば、会議の議事録。「会議の議事録を初心者でもわかるように表現してください」とGeminiに相談することで会議の内容を簡潔にまとめてくれます。

議事録の要点だけを抽出して、どんな会議だったのか要約するときもGeminiが便利です。たとえば、「このドキュメントはどのような内容が書かれているのか短い文章で要約してください」ということをGeminiに相談することで、文章量が多いドキュメントを簡潔に要約してくれます。

Geminiからの回答で気になったことや疑問点も聞くことができます。たとえば、「この会議の問題点を教えてください。そして次にどんなアクションをすべきか教えてください」とGeminiに相談することで、対象のところだけを抽出し、回答してくれます。

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山田 顕人(ヤマダ ケント)
通信キャリアにてインフラエンジニア・開発エンジニアの両方をオンプレミスにて7年ほど経験し、クラウドインテグレーターのアイレット株式会社に入社、マルチクラウドを主軸に開発エンジニアとしてシステム開発に携わる。多方面で様々な称号を受賞 Google Cloud Partner Top Engineer...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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