ヘアカット専門店「QB HOUSE」の経営母体であるキュービーネットホールディングスは、2025年7月より国内全店舗スタッフおよび本社・グループ社員を対象に、コミュニケーションツールとしてスマホアプリ「Qプラ」を利用開始した。なお、同アプリはコミューンが提供する「Commune for Work」を採用しているという。

キュービーネットホールディングスは国内外700店舗以上を展開し、同社で働く人も3,000人規模へと拡大している。一方で、各店舗に所属するスタッフは3〜4人と少人数で日常的に接するメンバーは限られるため、他店舗の様子や会社全体の動きが見えにいという課題があったという。そこで、中期経営計画で掲げる新規出店をスピード感もって達成していくためには、リアルタイムかつギャップなき情報伝達による新たな社内基盤を構築することが必要と考え、Qプラを導入したと説明。
Qプラは、ヘアカットに関する学びや全国の仲間の活躍や現場における工夫などをシェアし合う場として、QBグループを結ぶハブとなることを目指すとしている。
主な特徴
- シンプルな操作性や直感的なデザインなどUIを意識
- ニュースサイト感覚での情報発信・閲覧が可能
- 代表からのメッセージ発信・閲覧だけでなく、双方向のコメントやりとりも可能
- 記事とに各種リアクションスタンプが押せ、コメントを残すことが可能
- ヘアカット技術や接客ノウハウなど、動画を用いたEラーニング機能も装備

今後は、グループ内でのオフラインイベントなどと連動させながら働く人へのインタビューや店舗や個人の表彰などの投稿を発信していくとしている。段階的に機能を拡大させながら、利用率80%以上を目指すという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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