ドリーム・アーツは、ツルハホールディングス(以下、ツルハHD)が、業務デジタル化クラウド「SmartDB」の利用を開始したことを発表した。
「ツルハドラッグ」「くすりの福太郎」など日本全国に2,658店舗(2025年2月時点)のドラッグストアおよび調剤薬局を展開するツルハHDは、DX戦略により高収益体質への変革を目指している。しかし、店舗の基本情報が、社内システムと複数部門にて作成・管理されていたExcel管理台帳が散在していたため、データの整合性が取れない状況が発生していたという。
そこで店舗情報の一元管理を目指し、2024年5月にSmartDBを導入。現場部門が構築した業務アプリを一部の部門で利用開始したのち、2025年3月に同ツールで「店舗マスタ」および店舗の賃貸に関する「契約管理台帳」の全社利用を開始した。SmartDBを活用することで、新リース会計基準への準拠が可能となり、内部統制の強化につながっているという。
今後はSmartDBに蓄積したデータを分析・活用し、基幹システム等との連携を通じてDX戦略を支えるIT基盤として位置付けていく予定だ。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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