フューチャーアーキテクトは、SBIホールディングスとの業務提携に関する基本合意に基づきSBI地方創生バンキングシステムに提供する「次世代バンキングシステム」を、島根銀行に導入し、当初の計画通り7月22日に安定的な稼働を開始したと発表した。
同システムは、フューチャーアーキテクトが地域金融機関を支援してきた実績とノウハウをもとに、地域金融機関に求められるバンキングサービスを再定義し、構築したもの。クラウド型基幹系業務システムで、業務プロセスを整理し、勘定系コア機能をシンプルにしたアーキテクチャを採用していることが特徴だとしている。
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同システムの導入は、同プロジェクトで2行目になるという。構築にあたっては、これまでのノウハウをベースに効率化を図り、導入1行目の福島銀行の稼働から1年で本番稼働を実現。フルオープンAPIを備えた勘定系システムによって外部連携を迅速にし、これまで「維持・保守」に集中していた金融機関のシステム投資を「戦略」中心に切り替えていくことで、地域金融機関のDXを支援するとのことだ。
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