【LIXIL岩﨑氏×JTB黒田氏】基幹システム刷新“真っ只中”のJTCリーダーに学ぶ、成功への布石
複雑化したシステム構成が足枷に……「結局は人がすること」だから重視する意思疎通

「このままでは事業の成長どころか、事業が維持できなくなる」──LIXIL 常務役員 Digital部門担当 岩﨑磨氏の言葉は、多くの日本企業が直面する現実を表している。「2025年の崖」に象徴されるように、歴史ある日本企業の多くが、システム耐用年数を大幅に超えるレガシーシステムを使い続けている。環境変化が激しい昨今、事業変革のニーズがあっても旧態依然のシステムが足枷となり、企業の競争力を削いでいるのが実情だ。「EnterpriseZine Day 2025 Summer」では、こうした課題に真正面から対峙するITリーダーのスペシャル対談が行われた。DXプラチナ企業に選定され、基幹システム刷新プロジェクトに再挑戦するLIXIL。そして、2030年に向けて「基幹システムトランスフォーメーション」を進行中のJTB。レガシーシステムのモダナイズを成功に導く「推進力」の正体とは何か。2人のリーダーの生々しい体験談から、その答えを探っていく。
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酒井 真弓(サカイ マユミ)
ノンフィクションライター。アイティメディア(株)で情報システム部を経て、エンタープライズIT領域において年間60ほどのイベントを企画。2018年、フリーに転向。現在は記者、広報、イベント企画、マネージャーとして、行政から民間まで幅広く記事執筆、企画運営に奔走している。日本初となるGoogle C...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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