SBテクノロジーは、CSPM/ASMサービス「クラウドパトロール」において、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)への対応を開始した。
クラウドパトロールは、AWS、Microsoft Azure、Google Cloudなどのパブリッククラウドに対し、設定ミスの検知や意図せず公開されたサーバーの発見など、クラウドセキュリティの強化を支援するサービス。近年、OCIの利用が拡大する中、企業のマルチクラウド環境におけるセキュリティ対策ニーズの高まりを受け、今回のOCI対応に至ったとのことだ。
これによりクラウドパトロールは、4大クラウド(AWS、Microsoft Azure、Google Cloud、OCI)に対応することとなり、複数のパブリッククラウド利用時も最大1,000保護対象まで同一料金で利用できるほか、クラウドパトロール上での一元管理が可能になるとしている。
OCI対応機能
- 緊急リスク対策:不正アクセスや情報漏えいの要因となり得る高リスクポートの開放、認証・権限付与の不備などを検知し、ユーザーへ通知。また、意図しない国からのログインや異常なログイン失敗回数も検知し、通知する
- ガイドラインに基づく監査:CISベンチマークに基づき、環境ごとの準拠状況を監査する。監査項目ごとに対象リソースを一覧化し、結果を可視化。また、各項目に対する対応方法をナビゲートする専用サイトも提供
- アタックサーフェス管理:外部公開されているリソースを特定し、攻撃対象領域を可視化することでリスクの最小化を支援
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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