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なぜ物流現場のAIは使われないのか? 成果をわける「現場の意思決定」を組み込むバーティカルAI

電話で価格交渉する「バーティカルAI」も登場、その実力とは

「バーティカルAI」導入に向けて

 バーティカルAIやAIエージェントの導入を検討する際には、「もし人が無限にいたら何ができそうか」という視点で、物量の限界を設けずに幅広く構想してみることが重要です。

 AIの可能性は日々広がっており、ビジネスインパクトが大きいほど実現できることも増えていきます。その上で実現可能性について、先行事例の調査やPoCを実施していきます。先進的な事例を学び、PoCを通してAIの専門家と対話することで、具体的なファーストステップが見えてくるはずです。

 ChatGPTなど、汎用的なAIでは扱いきれない「現場固有の文脈」をバーティカルAIがどのように活かせるのか。本稿で紹介した内容は、自社のどの業務ならばAIで改善できるのかを考えるきっかけになるはずです。

 現在、物流業界では人手不足が深刻な課題となっています。安易な策で人材採用に苦労するよりも、バーティカルAIによる解決策を考えてみると良いでしょう。もし、自分のチームメンバーが2倍になったら、なんでも頼める10人のアシスタントがいたらチームとして何ができるようになるでしょうか。そのときに思い浮かぶ「新たにできること」こそが、バーティカルAIによって実現できる可能性の高い領域です。

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この記事の著者

齋藤 祐介(サイトウ ユウスケ)

アカチセ株式会社 代表取締役。東京大学大学院農学国際専修修了。外資系戦略コンサルティングファームを経て、海外起業した後Exit。その後、株式会社ラクスルにて物流DXサービス「ハコベルコネクト」の立ち上げを牽引(デジタル戦略部長他)。2020年に株式会社アカチセを創業し、産業特化AI(バーティカルAI...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://enterprisezine.jp/article/detail/23472 2026/01/20 08:00

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