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SalesforceがAIエージェントの新機能発表、UCCジャパンはエージェントで大幅な業務工数削減

 セールスフォース・ジャパンは2026年2月18日、AIエージェント構築プラットフォーム「Agentforce」とデータ基盤「Data 360」の最新アップデートに関する記者会見を開催。会見では、新機能「Agent Script」や、複雑な非構造化データの解析を可能にする「Data 360 インテリジェント・コンテキスト」などが発表された。また、ユーザー企業としてUCCジャパン(以下、UCC)が登壇し、AIエージェントを活用した営業組織の変革事例を詳述した。

 セールスフォース・ジャパン 専務執行役員である三戸篤氏は、世界中の企業でAIエージェントによる変革が加速していると話す。Agentforceは2024年9月の発表以来、世界で18,500社を超える成約案件数を数え、自社開発製品として史上最速の成長を遂げているという。同氏は「AIエージェントが日常的なタスクを担い、人は創造性や関係構築などの社会的インパクトの大きな業務に集中する世界が始まっている」と述べ、企業がAIエージェントの実運用を成功させるためには技術進化の側面とともに、企業における業務プロセスの変革が必要だとした。

株式会社セールスフォースフォース・ジャパン 専務執行役員 製品統括本部 統括本部長 三戸篤氏

 続いて、同社 プロダクトマネジメント&マーケティング本部の王小芬氏は、2026年2月下旬より提供開始予定の「Agentforce 360 Platform」の新機能を発表。最大の特徴は、AIエージェントの動作を制御する新しいスクリプト言語「Agent Script」の実装だ。従来、AIエージェントの指示は自然言語で行われていたが、動作の不安定さが課題となっていた。Agent Scriptは、決定論的なロジックを組み込むことで「インタビュー完了後に面談調整を開始する」といった定型業務を確実に遂行する安定性とともに、「求職者からの突発的な質問に対応する」といった定型業務以外にも対応できる柔軟性を兼ね備えた「ハイブリッド推論」を実現する。

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株式会社セールスフォースフォース・ジャパン 製品統括本部 プロダクトマネジメント&マーケティング本部

シニアマネージャー 王小芬氏

 AI活用における“データの質の担保”という課題に対しては、2025年11月より一般提供を開始している「Data 360 インテリジェント・コンテキスト」が解決策として提示された。これは、表や図、フローチャートなどを含む非構造化データをAIアシスト機能で正確に解析し、LLMを用いた最適な前処理を提案するものだ。これにより、企業の独自データに基づいた、より高精度かつパーソナライズされた応答が可能になるという。王氏は「誰でも実務水準のAIエージェントを構築可能な環境を提供し、ビジネスの成果に直結させる」と、その狙いを語った。

 会見の後半では、UCCジャパンの執行役員である黒澤俊夫氏が、同社におけるAIエージェントの具体的な活用事例を発表した。コーヒー関連事業を展開しているUCCでは従来、業務用卸事業において「売上を見込める重要店へ営業リソースを集中できていない」という課題を抱えていた。約500名の営業担当者が100,000軒に及ぶ顧客を抱える中、営業活動の標準化と効率化が急務であった。

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UCCジャパン株式会社 執行役員 ICT・デジタル担当 兼 情報セキュリティ担当

株式会社ユーコット・インフォテクノ 代表取締役社長

日本パーソネルセンター株式会社 代表取締役社長 黒澤俊夫氏

 UCCはSalesforceのプラットフォームを活用し、顧客の購入履歴から「注文が減った」などの変化をスコアリングしてアラートを発信する仕組みを構築。ここでAIエージェントが、対象顧客ごとにパーソナライズされた「おすすめ商品」を選定し、営業未経験のオペレーターでも対応可能な「提案スクリプト」を自動生成する。この取り組みにより、従来比で2倍強の顧客へのアプローチが可能になり、事前準備の作業時間も40分かかっていたものが40秒にまで短縮されたという。

 黒澤氏は「開始からわずか3ヵ月でバージョン1をリリースし、そこから5週間でバージョン2へと進化させた」と、開発のスピード感を高く評価した。一方で、マスターデータの整備やAI生成物の人間による最終チェックの必要性など、実務上の課題も率直に明かす。同社は今後、この取り組みをフィールド営業(外勤営業)や、自社のポータルサイト「Foods Fridge Pro」へと拡大させ、AIエージェントを営業の「成長ドライバー」として位置づけていく方針だ。同氏は、温暖化によるコーヒー豆相場の高騰や労働力不足といった厳しい経営環境を挙げ、「“量”から“質”への転換を実現するために、AIは欠かせない存在になる」と展望を語った。

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奥谷 笑子(編集部)(オクヤ エコ)

株式会社翔泳社 EnterpriseZine編集部

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