サイバーセキュリティクラウドは、生成AIの価値と信頼性を判断・推進する専門組織「AI Trust Board」を2026年4月1日に設立した。
同組織では、生成AIを活用したプロダクトやサービスについて、「Technology」「Business Value」「Trust(信頼性)」の3つの観点から評価・判断を行う意思決定体制をとっているとのこと。生成AIを技術視点や事業価値視点だけでなく、「社会や顧客に安心して利用され続けるか」というTrust(信頼性・透明性・説明責任)の観点からも評価・判断する体制を整備し、スピードと信頼性を両立した生成AI開発と活用を推進していくと述べている。
生成AIを活用したプロダクトやサービスの社会実装においては、以下のような課題が顕在化しているという。
- 学習・推論におけるデータ利用の妥当性
- 個人データや顧客データの取り扱いに関する説明責任
- セキュリティ・ガバナンス・規制への対応
- 社会的に受け入れられる形でのAI提供の可否
これらの課題は、従来の情報セキュリティ対策や開発プロセスのみでは判断が難しく、企画段階やPoC(概念実証)段階からの専門的な評価・方向づけが重要とのことだ。
AI Trust Boardは、以下のメンバーで構成されているという。
- 株式会社サイバーセキュリティクラウド 代表取締役 CTO 渡辺 洋司氏
- 株式会社サイバーセキュリティクラウド プロダクト本部長 山田 Kay氏
- 株式会社DataSign 代表取締役 太田 祐一氏
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