Keeper Security APACは、外部クラウドに接続できない環境や、接続が制限・禁止されている環境に向けに、自社インフラ内で特権アクセス管理(PAM)を導入できる「セルフマネージド型Keeper」を発表した。
同製品は、政府機関や重要インフラ事業者、厳格な規制対象となる組織を対象とするもの。認証情報、シークレット、特権セッションの管理を自社インフラ内で完結させ、オンプレミス、プライベートクラウド、エアギャップ環境(外部ネットワークから隔離された環境)、OT(制御・運用技術)環境に対応するとのことだ。
外部接続を前提としない特権アクセス管理
特権アクセス管理基盤の稼働場所、アクセス経路、機密データの保管先を、セキュリティチームが自ら選択・管理できる環境を提供。今回の新たな導入形態により、既存のクラウド製品に加え、自社管理のインフラ環境で稼働するセルフマネージド型Keeperを開発したと述べている。
セルフマネージド型Keeperは、「KeeperPAMゲートウェイ」を通じて認証情報管理、シークレット管理、特権セッション管理を提供するほか、KeeperDB、Keeper管理コンソール、Keeper APIを備える。顧客が管理するLinux基盤上のDockerコンテナで稼働するため、完全なエアギャップ環境を含め、自社環境内で特権アクセス管理を実現するとしている。
主な機能・メリット
- 外部接続不要による運用の継続性:外部クラウドやインターネットへの接続に依存せず、特権認証情報や特権セッションへのアクセスを維持。接続を制限・遮断した環境での重要な業務の継続を支援
- データ保管場所の自社管理:暗号化された認証情報とシークレットを自社管理のインフラ内に保管し、データの保管場所に関する要件や社内のセキュリティ要件に対応
- エアギャップ環境への対応:Keeperの外部クラウドサービスに接続を必要としないことから、OTネットワーク、防衛インフラ、政府機関、研究開発拠点などの隔離されたインフラに特権アクセス管理が柔軟に導入可能
- 稼働環境の自社管理:オンプレミス、プライベートクラウド、隔離環境を問わず、Keeperの稼働場所、ネットワーク構成、アクセス権限を自社で設定
- ゼロ知識アーキテクチャ:認証情報やシークレットの暗号化と復号を、ユーザーの端末上で完結
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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