インターネットイニシアティブ(IIJ)と日本IBMは、クラウドコンピューティング分野で協業すると発表した。両社は、協業により国内の大手・中堅企業向けに、ネットワークから計算資源、データセンターまでを総合的に最適化したクラウドサービスを提供するという。
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今回の協業は、IIJの「IIJ GIOスマートモバイルソリューション」が提供する業務アプリケーションを安全にスマートデバイスで利用するためのゲートウェイ機能やリモート端末管理機能と、日本IBMのプライベートクラウド構築サービスを組み合わせ、ユーザーに最適なソリューションを提案していくという。
このクラウドサービスでは、プライベートクラウドへのニーズが高い金融機関を主な対象とし、企業内セキュリティーを保ちながら移動先でも業務を継続できるよう、ワークスタイルの変革を支援するという。
両社は、今後、Webサイトへのアクセス負荷を分散する「IIJ広域負荷分散サービス」とIBMの国内外のクラウド基盤により、計画停電に備えたWebサイトのバックアップソリューションなど、さまざまなサービスを検討し提供していくとしている。
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