SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

エンタープライズマッシュアップを実現するコンポジットアプリケーション開発の現在

コラボレーションに特化したIBM Lotus Notes 8

第4回


 前回まではユーザー・インターフェイスの動向と、近年のクライアント・アプリケーションで起こっている問題点、ならびにその問題点に対する1つの効果的な解決策としてコンポジット・アプリケーションを説明しました。今回は、統合的なコラボレーション・プラットフォームのクライアント製品であるIBM Lotus Notes 8を紹介します。

ExpeditorベースとなったIBM Lotus Notes 8

 IBM Lotus Notes 8(2007年9月リリース、以下Notes 8)は、IBM Lotus Expeditor(以下Expeditor)をベースに、コラボレーションに特化したアプリケーションやサービスを数多く追加しています。Notes 8では、製品機能をEclipse RCP上で動作するEclipseプラグインの形式で提供しており、第三者が既存のプラグインを拡張したり、新たなプラグインを追加したりすることで、新しいアプリケーションを提供できます。

 また、従来のNotesアプリケーション(NSFアプリケーション)とEclipseプラグインの両方を同一のクライアント上で動作させることができます。図1には前回記事にて紹介したExpeditor上で動作するアプリケーションを、Notes 8上に導入した例です。Expeditorがベースになったため「個人用アドレス帳」などのユーザー・インターフェイスも大きく進化しています(図2)。

図1 Notes 8で動作するEclipseプラグイン形式のアプリケーション
図1 Notes 8で動作するEclipseプラグイン形式のアプリケーション
図2 Notes 8で提供される連絡先アプリケーション
図2Notes 8で提供される連絡先アプリケーション

次のページ
コンポジット・アプリケーションのサンプル

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
エンタープライズマッシュアップを実現するコンポジットアプリケーション開発の現在連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

佐藤 淳(サトウ アツシ)

ロータス株式会社にてLotus Notes/Dominoの開発に携わり、2001年からは日本アイ・ビー・エム株式会社 ソフトウェア開発研究所 WPLC開発&サービスにてWPLC ISV Technical Enablement Specialistとしてパートナー様の技術イネーブリメントに従...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/317 2008/03/31 22:20

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング