ExpeditorベースとなったIBM Lotus Notes 8
IBM Lotus Notes 8(2007年9月リリース、以下Notes 8)は、IBM Lotus Expeditor(以下Expeditor)をベースに、コラボレーションに特化したアプリケーションやサービスを数多く追加しています。Notes 8では、製品機能をEclipse RCP上で動作するEclipseプラグインの形式で提供しており、第三者が既存のプラグインを拡張したり、新たなプラグインを追加したりすることで、新しいアプリケーションを提供できます。
また、従来のNotesアプリケーション(NSFアプリケーション)とEclipseプラグインの両方を同一のクライアント上で動作させることができます。図1には前回記事にて紹介したExpeditor上で動作するアプリケーションを、Notes 8上に導入した例です。Expeditorがベースになったため「個人用アドレス帳」などのユーザー・インターフェイスも大きく進化しています(図2)。