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そろそろ本気で人財育成の話をしないか

パフォーマンスを上げるための組織作り(応用編)

第4回


日々の業務をプロジェクト化しよう

 日々の業務をスキル習得に紐づけることも人財育成フレームワークをより洗練させるための仕組みです。「継続は力なり」といいます。日々の業務でも自身のスキルは向上しているはずです。担当している業務を遂行することで具体的にどんなスキルが身に付くのかを意識してみましょう。例えば担当業務を1か月遂行することでどんなスキルを身に着けることができるのかを目標として宣言します。目標に設定した期限が来た時にマネージャーにレビューをしてもらうのです。

 マネージャーの判断で目標のレベルに達していることが確認できたらそのスキル習得を承認するような仕組みも個人のパフォーマンス向上に役に立つでしょう。

 以下の例は、アサインされたプロジェクトで自身がどのようなタスクを実行するのか、そのタスクを実行することによってどんなスキルが身に付くのかをあらかじめタスク詳細として登録し、作業終了によって承認待ちの状態になっていることを示しています。

タスクとスキルの紐付
タスクとスキルの紐付

 ユーザーからタスクの終了が登録されるとマネージャーの画面にはタスクの終了とスキルの承認処理が必要であることを示す画面が参照できます。

 

習得スキル承認待ちユーザー一覧
習得スキル承認待ちユーザー一覧

 それぞれの内容を確認して「承認」「却下」をできるような仕組みが効果的です。

 

申請された習得スキル内容
申請された習得スキル内容

 マネージャーがスキルの習得を承認するとユーザーのスキルが上がっていることがわかります。

 

自動的に反映された習得スキル
自動的に反映された習得スキル

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スキル情報使って効果的なプロジェクトアサインをしよう

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この記事の著者

二階堂隆(ニカイドウ タカシ)

株式会社ワン・オー・ワン 代表取締役社長データベースソリューションを中心とする自社ブランド製品の開発/販売/コンサルテーションが業務の中心。モットーは、「何事もシンプルに考えること・実装すること」。趣味は身体を動かすこと、とくにサッカーはプレーも観戦も大好き。浦和レッズの熱狂的ファン。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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