形態素解析のチューニング
SQL Serverが採用している文字列抽出アルゴリズムは形態素解析です。そのため、先述したようなメリット/デメリットを理解したうえで使用する必要があります。
比較的多くのユーザが、「検索対象内にデータは存在するはずなのに、意図したデータがヒットしない」という問題に頭を悩ませがちです。
そのような場合は次のようなステップで、チューニングを進めると効果的です。
1. 検索条件が内部的にどのように分割されているかを確認
sys.dm_fts_parserを使用
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/cc280463(v=sql.110).aspx
2. 必要があれば次の何れか(または全て)の作業をおこなう
●ユーザ辞書をメンテナンス
・ユーザ辞書の作成
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc263242.aspx
・ユーザ辞書によるワードブレーカー動作のカスタマイズ
http://msdn.microsoft.com/jajp/library/hh231252(v=sql.110).aspx
●ストップワードをメンテナンス
・ストップワードとストップリストの構成と管理
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms142551(v=sql.110).aspx
● 類義語辞典のメンテナンス
類義語辞典の構成と管理
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms142491(v=sql.110).aspx