サイボウズのミッションは世界のチームワークをよくすること
2012年3月7日、サイボウズ株式会社は都内東京ドームホテルで、サイボウズクラウドを紹介する初の大規模イベント「cybozu.comカンファレンス2012」を開催した。基調講演の冒頭、同社代表取締役社長の青野慶久氏は、サイボウズが目指しているのは「世界に通用する日本の企業クラウドを作る」ことだと宣言する。
青野氏いわく、サイボウズのミッションは「サイボウズ製品やサービスで世界のチームワークをよくすること」・だと言う。そんなサイボウズの新たなスローガンは「チームあるところにサイボウズあり、サイボウズあるところにチームワークあり」だ。
このチームワークで物事をやり遂げることは、日本人が得意とするところだ。そしてこれは日本人のDNAの中にあるものであり、サイボウズが世界中のチームワークをよくする活動をすることは、ひいては日本人の文化を世界に広めることにつながる。このように青野氏は、日本から世界に向かって製品、サービスを展開していく意気込みと意義を語った。
サイボウズは創業から15年が経過し順調にビジネスを拡大、導入企業数は38,000を数える。ユーザー数も400万を超え、「東京ドーム80杯分の観客数に匹敵する」と青野氏。15年経過したところで、改めて初心に返ることが大事であり、その初心が「誰でも使える」ということ。そのためには、"Fast & Easy + Entertain"が必要であり、これらのキーワードのもとにできあがったのがクラウドサービスのcybozu.comだ。これはサービスの名前が社名そのものであり、本気度の高さを分かってもらえるはずだと青野氏は言う。今後、サイボウズはクラウドにより一層注力していく。