これまでの政府や大企業、団体などの既存の仕組みとの関係性が、ウェブやテクノロジーをもとにした「個」や人のつながりによるソーシャルの力によって、大きく変容し始めている。その力は、新しい価値や市場を生み出すなど、社会全体を大きく変える力を秘めている。長期連載の第1部は、「ネット選挙」を題材にウェブやテクノロジーと政治、そして「市民」と「政治」の関係性の変容を紐解きながら、社会課題を「個」の力でどう解決する力を持つのかを考察していく。今回は、若者と政治をつなぐ活動を行なっているNPO法人YouthCreate代表の原田謙介氏のインタビューを通じて、ツールとしての「ネット選挙」と、社会課題の解決に「個」がどのようなパワーを持てるのかを考察する。
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江口 晋太朗(エグチ シンタロウ)
TOKYObeta。編集者。これからの未来のための情報設計や環境デザインを実践する編集者。スタートアップやテクノロジー、デザインやカルチャーの分野のコンセプトワークやメディアづくり、企画設計などで企業の事業支援を行う。Twitter@eshintaro
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