SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

再春館製薬所、「EMC Data Domain」を導入

作業時間を年間120時間以上、データバックアップ時間を約40%削減

 「ドモホルンリンクル」で知られる再春館製薬所は、電話やインターネット、FAXなどを利用した通信販売が主力事業となっているという。従来、受発注業務や生産管理業務に関わる重要業務データは、6台のテープライブラリ装置を利用して、日次バックアップを行っていた。

 しかし、本番系、開発系、テスト系とすべてのデータをバックアップしていくと、ほぼ1日中テープライブラリ装置がフル稼働している状態で、イレギュラーなバックアップが発生した場合の対処が難しい上、万一の大規模自然災害時などに迅速なリストアが行えない点も懸念されていたという。

 そのため、これらの課題解決を目的に、ディスクベースのバックアップへの移行を決定、顧客データの確実な保護やBCP強化の取り組みに貢献する新たなストレージの導入に着手したという。

 ストレージシステムの導入においては、重複排除機能、災害対策に不可欠な遠隔地へのレプリケーション機能を備えていること、データ容量の増大に柔軟に対応できるスケーラビリティが評価され、ユニアデックスが提案した「Data Domain」が採用された。

 導入において最も重視されたのは重複排除機能で、「Data Domain」はブロックレベルでの高速なインライン重複排除をハードウェア処理で行うため、バックアップデータの容量が、1/10~1/30削減できると判断された。

 また、BCP強化の面から、遠隔地へのレプリケーション機能が備わっている点も高く評価。さらに、「Data Domain」には「Data Domain Extended Retention」などの拡張オプションも用意されており、データ容量の増大に対応できる柔軟なスケーラビリティを備えていることも導入決定の要素になったという。

 「Data Domain」の導入により、毎日約30分の時間を要していたテープ関連作業が不要になったことで、年間120時間以上の時間を削減。さらに、データバックアップにかかる時間も、従来の約22時間から13~14時間前後へと、約40%の削減を見込んでいるという。

【関連リンク】
事例の詳細

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/5536 2014/01/21 16:38

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング