IBMが今、強力に推し進めているのがコグニティブ・コンピューティングだ。ハードウェアやソフトウェア、さらにクラウドなどIBMが提供する各種製品やソリューションの最大の価値がこのコグニティブの世界であり、むしろこのコグニティブ・コンピューティングの価値を提供するために強力なハードウェアがあり、さまざまなソフトウェア群があり、クラウドなどのサービスがあると言ってもいいのかもしれない。そんなIBMのコグニティブ・コンピューティングの今後の方向性と他社のAIソリューションなどとの違い、またコグニティブの技術が進むと未来の世の中はどう変わっていくかなどについて、米IBM リサーチ・ストラテジー & ワールドワイド・オペレーションのバイスプレジデント Zachary J. Lemnios氏に話を訊いた。
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谷川 耕一(タニカワ コウイチ)
EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...
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